貴重資料

概要

国内外のキリシタン・キリスト教史関係の貴重資料 約2,500点を収蔵

初代所長ヨハネス・ラウレス神父(上智大学文学部史学科 教授)による創設以来、キリシタン文庫はキリシタン・キリスト教関係の歴史史資料を蒐集してまいりました。 現在、当文庫の貴重書庫には「貴重書」区分の史資料 約2,500点余が収められておりますが、それらは1939年の文庫創設以前にラウレス神父が個人的に蒐集・購入したものから、今世紀に特別予算を策定して購入したもの、世界各地のイエズス会関連機関から譲渡されたもの、さらにはキリスト教信者の方からの個別の寄贈品等、さまざまな“出自”のもので構成されております。

収蔵貴重資料の多くは、ラウレス神父著『Kirishitan Bunko(吉利支丹文庫)』英文目録(1957年時点)、そして「ラウレス・キリシタン文庫データベース(LKBD)」(随時更新中)によって所蔵の確認を行うことが可能です。ただし、資料画像が未公開のものや、情報の性質上、収蔵状況自体“非公開”のものも少なくありません。

そこで、当ページでは、所蔵資料の中から厳選した代表的資料数点をカテゴリー毎に、収蔵情報の公開/未公開に関わらずご紹介いたします。

貴重資料一覧(抜粋)

以下サムネイルをクリックすると、各カテゴリー別の資料(抜粋)を確認できます。

補足情報

また、上智大学キリシタン文庫では、イタリア・ローマのイエズス会文書館(Archivum Romanum SocietatisIesu)所蔵の日本・シナ関係史料(Jap.Sin.)をはじめとする南欧図書館・文書館所在のキリシタン関係の欧文手稿文書のマイクロフィルム(ファクシミリ版)の閲覧が可能です。詳細は「ご利用案内」をご確認ください。

なお、「ラウレス・キリシタン文庫データベース(LKBD)」では一部貴重資料の書誌情報と資料画像を公開しております。また、貴重資料の大半につきましては、「上智大学図書館 蔵書検索(Sophia OPAC)」で所蔵状況の検索(分類「キリシタン貴重書」・請求記号KB)が可能です。