故・応斎玉華子 作
寛政年間(1789~1801)吉文字屋次郎兵衛(江戸日本橋)板
紙本木版筆彩 1鋪
故・応斎玉華子 作
寛政年間(1789~1801)吉文字屋次郎兵衛(江戸日本橋)板
紙本木版筆彩 1鋪
延享年間(1744~1748)頃に江戸の地誌編纂を行なっていた一私人・奥村玉華子(生没年不詳)の手による江戸図。本図は、玉華子の死後、宝暦年間(1751~1764)末年に完成し、安永年間(1772~1781)の改正板を経て出版された江戸図と目される。また、後年の《分間江戸大絵図》は本図の拡大版といえる。
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高橋景保 作
文化7年(1810)江戸 測量所 刊行
紙本木版筆彩 1鋪
世界地図作成の命を受けた幕府天文方の高橋景保が、大坂の天文学者や長崎のオランダ通詞らの協力のもと、3年あまりの歳月を費やして製作・上呈した平射図法による両半球の世界図。当時世界最高水準の地図であり、また蘭学系世界図の代表作としても知られる。本図は後に、銅版画家・亜欧堂田善によって銅版印刷も行なわれた。
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高橋景保 作
安政6年(1859)長崎耕寿堂 増補、長崎梅香堂 再版
紙本木版筆彩 1鋪
享和元年(1801)刊本の改訂再版。この地図には蒸気船を含めたイギリス・フランス・アメリカ・オランダの貿易船が描かれているが、享和版の地図にはオランダと中国の貿易船のみで、蒸気船は見られない。また、大浦に外国人居留地(「大浦ツキ出シ外国人ヤシキ」)が追記されていることもこの改定再版の大きな特徴である。
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・《日本海山潮陸図》元禄4年(1691)江戸・相模屋太兵衛 刊、石川流宣 作 210.03:I76
・《萬國世界異形圖》17世紀成立 203.8:B18
・《改正地球萬国全圖》宝暦元年(1751)水戸刊、長久保赤水 撰 JL-MAP-1751-KB1
・《地球一覧圖》天明3年(1783)大坂/京都刊、三橋釣客 作 JL-MAP-1783-KB1
・《新選京絵図》文久3年(1863)京都 竹原好兵衛 刊 KBs302:3 など